最近はニュースをみていても、驚くほど今までにない事件が、数多く起こっています。
高齢者を狙った詐欺、高齢者が運転する車がコンビニに突っ込む、高齢者が運転する車が高速道路を逆走する、どうしてこうなるの??と思うことがよくありますね
そんな話を書いてみたいと思います。
高齢者の特殊詐欺被害が毎日のように、報道されています。
詐欺グループは活動傾向があります。
電話やメール、Faxなどを使って面識のない人から、現金などをだまし取ることで、よく知られる「オレオレ詐欺」のほかに次のようなものが、あります。
①架空請求詐欺・・利用した覚えのない利用料金や退会料を請求する。
②還付金等の詐欺・・医療費過払いなどの理由でお金をうけとれると言って、被害者をATMに向かわせ、携帯電話でウソの指示をしながら、お金を振り込ませる。
③融資保証金詐欺・・実際に融資をしないにもかかわらず、融資をする内容の広告をし、保証金などをだまし取る。
最も多いのはオレオレ詐欺、次に架空請求詐欺、還付金詐欺と続きます。
東京・神奈川県の被害が多い傾向
特殊詐欺被害額は、全国的には2014年の565億円をピークに年々少なくなっていますが、なかでも還付金詐欺はかなり減少しています。
ATMで市民などの声かけが、功を奏し、この3年間で3万件近く、水際で阻止されてきました。
一方、全国的な減少傾向に反して神奈川県は16年から、東京都は17年から毎年被害額が上昇しています。
神奈川県と東京都は狙い撃ちされていそうです。さらに勢いを増しています。
東京都は2018年8月までに大幅に増えて60億円、神奈川県も37億円の被害額です。
この被害届こは、届け出があったものだけで、実際は公表数値をはるかに、上回る被害額だと思われています。
詐欺グループは、週休2日!?
被害にあうのは大半が70代、80代の女性です。
神奈川県座間市、相模原市周辺を活動起点に、高齢者をターゲットにした特殊詐欺や悪質商法の被害防止のための活動を行っている団体「一般社団法人シニア消費者みまもりクラブ・代表理事の岩田美奈子さんの話です。
詐欺グループが活動する時間帯は、平日の11時~14時でこの時間帯に家にいて、固定電話を取る人が狙われます。
グループの多くは週休2日で平日9時~17時勤務。
基本的には土日は電話がかかってこないと考えてよいでしょう。
平日の固定電話が要注意なのです。
国民生活センターのホームページで確認してください!↓
「法務省管轄支局 国民訴訟通達センター」からの封書による架空請求は無視してください!(発表情報)_国民生活センター (kokusen.go.jp)
被害を相談できない人こそ、救いの手を
被害にあっても相談できない人がいます。
誰かに相談すれば、警察などの公的機関につながり、警察などにつながり、お金が戻ってくる可能性も、あります。
周りの人に相談できない理由
自尊心や自責の気持ちや、仕返しが怖いや、相談先がわからないや、浄法不足、自身の認知症などで
本人が被害に気付いてないケースもあります。
被害を未然に防止するためには、どうするのがいいのか?
詐欺グループの手口の情報共有、周りの人が「おかしい」と気づき支援につなげることが大事。
地域で見守るネットワークの必要があります。
日頃から高齢者に接している人たちが気づくことで、被害防止になります。
地域包括支援センター、社会福祉協議会、民生委員、ボランティア団体、民間企業など。