もう近いとささやかれる巨大地震。。。世界でも大地震がおこっている
富士山の噴火は??阿蘇山のカルデラが噴火すると、大きな被害があるという。もし火山の噴火がおこれば、その影響は・・?
火山が噴火すると、なにが起こるのか!?
①火砕流(かさいりゅう)
火山の変化によって噴出された石や岩の塊。火山灰、火山ガスがいっせいに流れ出す現象。モクモクと青黒い煙が大きく立ち上がり、温度は高温・成分はガラスのようなものであるので走って逃げなければいけませんが、煙も早く逃げるのが難しくなります。
②融雪型火山泥流(ゆうせつがたかざんでいりゅう)
火山活動がおこったために、火山などを覆っている雪を溶かし、火山の噴火を原因として覆っている雪が解けて、火山の噴出物とともに、泥流として流れでます。
谷筋にそって、かなり下まで流れてくる可能性があります。大きな被害につながります。これも歩いて非難は困難です。
事前の対策が必要です。
③巨大噴石
巨大噴石は数十メートル以上の岩の塊が噴火口から飛んでくるものです。サイズが大きいために、風にあおられにくいために、数百キロも飛ぶことはないでしょう。
噴火口の近くにいると非難はできません。火山が噴火予測されている場所には、行かない方がいいです。
④火山灰
火山灰の被害は広大です。人的被害よりも建物・農作物・交通機関に被害が大きく、火山灰の重さで屋根がつぶれたりするでしょう。灰ではなくガラスのような成分です。
命に別状はないものの火山灰が目に入った時のために、対処法を考えている方がいいでしょう。
火山灰用のマスクをすべき!
⑤溶岩流
火山の噴火と一緒に溶岩が流れてくるものです。この場合非難が可能なことが多いようです。溶岩流の温度は数百度にも達するので火災につながることもあります。
⑥火山ガス
火山の噴火によって噴出されたガスのことを言います。高温で、水だけではなく二酸化炭素や硫化水素、二酸化硫黄を主成分としているため、とても危険です。
吸い込むと障害を伴ったり、硫化水素による中毒を発生することもあります。
火山の噴火被害から逃れるためには・・??
噴火被害は直前に避けられないものが多く、常にチェックしておくべき情報や登山時に立ち寄らないことが大事
1.ハザードマップで噴火の恐れのある危険地帯を確認する。
2.噴火警報・噴火警戒レベルに注意する。
3.非難する場所や経路を知る。
4.警戒が必要な範囲から事前非難をする。
火山噴火の情報を確認して、避難を開始しましょう。
火山速報は、普段と同じ変化なら速報はでません。
もっとも注意しなければいけないのは噴火の規模が小さくて噴火した事実に気象庁が気がついていない時です。
噴火速報が出ないからと言って、安心して避難しなかったという事は避けましょう!
過去に日本を襲った火山の噴火・御嶽山・戦後最大の噴火被害!
御岳山は長野と岐阜の県境に位置する火山です。当時は噴火警戒レベルは1で、噴火する危険性はきわめてひくいとされていました。
そのために毎日のように登山客がいて、噴火に対する警戒もとても低い状態でした。
そんな状態で噴火したため、58名の死者を出してしまいました。が、火山の噴火は日本のあらゆるところで頻繁に起こっています。