JR東京駅で、電車に乗ろうとした(66)の斜め掛けバックから、財布を盗んだ中国人2人が現行犯で逮捕されました。
被害にあった男性の話
財布取られてますよ!と言われて、見たらバッグの二つの入り口が両方とも開いていました。
この男性は8月27日、東京駅で電車に乗り込む際、背中にかけていた斜め掛けバックから現金2万6000円が入った財布が抜き取られた。
警戒していた警視庁の捜査員が、中国籍の李徳撥容疑者(60)と、袁栄貴容疑者(60)が財布を盗むのを目撃し、窃盗の現行犯で逮捕しました。
バックがちょっと当たったので、たぶん後ろに人がいるくらいだった
警視庁は背後からのスリを防ぐために、バックは前側に持つように呼ぶかけています。
騙される方が悪いのか!?「うるさいわね、早く振り込ませてよ!」詐欺にだまされそうになった80代女性を、銀行員らが1時間説得!
大阪府堺市にある三十三銀行堺支店では今年8月、行員が詐欺被害を防止しました。
9月2日、3人の行員に感謝状が贈られるとともに、地元の防犯ボランティア「オバスターズのメンバーが振り込みに来た80代の被害女性になり切り、行員らと、そのやりとりを再現しました。
(行員) 「今日はどんなご用件ですか?」
(被害女性役) 「振り込みをお願いしたいと思います。ATMだと10万円までしか振り込むことができないので、50万円一気に振り込みたいから窓口に来ました。
(行員) 「では、こちらの振り込み用紙にご記入お願いします。
振込先が外国人の名前であったため不審に思った行員が女性にくわしく話をききます。
(行員)「こちらは、どのような振り込みですか?商品代金の支払いとか生活費の送金とか・・」
(被害女性役) 「いやいや、投資!投資なんですよ!」
(行員) 投資ですと証券会社の口座に振り込む場合がほとんどで、個人の口座に投資の資金を振り込むことはないんですが、投資ですが?」
(被害女性役) 「LINEでここに振り込んでくださいと言われたんですよ。この人は投資の世界では有名なんだけどね。それでね、私も調べてみたんですよ。
そうしたら載っていました。だから、この人からここに振り込んで言われたので、やってきました。
ここで、さらに不審に思った行員は上司に報告し、上司が警察に通報しました。
(被害女性)今ね、株がこんなに下がっているのに、私の株がこんなに儲かっているんです。それにこんなにたくさんの人が、グループに参加しているのです。
だから大丈夫だと思いますよ」
行員は警察が駆け付けるまで質問をします。
(行員)「こちらの方とはいつ知り合ったんですか?いつから投資をされているんですか?」
(被害女性)「もう!うるさいわね!早く振り込みさせてください。私は大丈夫ですから。詐欺だとしても私の判断でやりますから。ほっといてください」
その後、警察官がはいって説得すること1時間半。女性はようやく振り込みを諦めました。
(三十三銀行堺支店 小川浩典副支店長)
「お客様は間違いないと、かなり思われていて、これは詐欺だなと確信しましたが、なかなかわかっていただけなくて、そこを分かっていただけるのに苦労しました。
怪しいと思ったら警察に相談することが重要だと話しました。
騙される方が悪いのか!?オバスターズの宮里真澄さんの話
「詐欺被害で500万円、600万円を振り込んでしまい、息子にも怒られ、あくる日から鬱になって生活ができなくなり、施設に入っている方がたくさんいます。
儲け話は絶対詐欺、変な連絡があったらすぐに警察にいってください。
気軽に相談に乗ってくれます。