怖い話といえば、仕事がら耳にすることがあります。最近、おばあさんと話をしていたときに、こんな話をききました。
怖い話というより、不思議な話・・・・
なに?なに?
おばあさんのはなし
おばあさんは最近「白内障」の手術を、受けたんだよ~
手術前は不安だったらしく、心配していたのですが手術をしてみたら、なんと度がついていない眼鏡でも、みえるようになったのよとはなしていました。
「よかったですね~」私も喜んだのです。
そのあと、こんな話をするのは…どうかと思うのだけど・・と言いずらそうに話しはじめたのです。
自分の自宅マンションに帰ったら、自分の家ではなかった話
この方は病院に、入院した時娘さんが付き添っていて、この話の時、娘さんといっしょにいたのか、むすめさんが帰ったあとなのか、わかりませんが・・
私の家が私の家じゃなかったのよ~!??
私もいっしゅん話がのみこめず・・おばあさんの話をきいていくと
私の部屋は私の部屋と同じ、間取りなんだけど…トイレの位置もおなじ、台所の位置もおなじなんだけど・・・
ゴミ袋がたくさん並べてあるのよ。置かれているものが違うのよ???
でも、つきそいの娘さんは家まで、送り届けたはず・・もし違う部屋に入ったとしても、娘さんは気づいたはず??
その時、同じような経験をしたことを思い出した。。。
私の場合はよく利用していた駐車場に、ある朝入っていくと、何か違う・・いつも、5階に停まるのだけど、、、
駅近のビルでエル字型の形をしたビルですが、その日入ったビルはいつもと違う・・?
駅側にエレベーターが3基あるのだけれど、そこの入り口がなくなっている。「どこから、下に降りればいいいの?」と思い、このビルはいつもの駐車場のビルではないのか?ちがうビルにはいってしまったのか???
と考えてしまいました。下まで降りてみて、、大きな駐車場なので二ヶ所は道路に面していて、他のビルと間違えてはいることはないと思う。
どうしても行かなくてはいけないので、まず5階まであがってみたら、いつもはない場所に、駐車スペースがあります。
そして柱はx型に組まれていました。そこにも車が駐車していました。その角をまがった、いつもの駐車場所に停めました。
そして駐車場を歩いて降りていきました。
帰りはいつもと同じ駐車場でしたので、ほっとしました。
こんなことは初めてと・・おばあさんに話しました。。
よくわからないけど、あの世界から出られて良かった・・・
おばあさんは驚いて、他の人にも聞いたそうです
そうすると、手術の時の、麻酔のせいだといわれたそうです。
それもそうだなと思いました。あまり、それを経験した人はなかったのですが、前におじいさんが手術のあと、「カラフルな金魚が自分の周りを、泳いでいたのが見えたんだよ」と体験したことを話していたのを思い出しました。
でも、私の場合は、麻酔はしてないので、もう一つの世界に迷い込んだのかもしれません。
帰れてよかったです。
おばあさんは反対側の目の手術も控えているので、その時も、「自分の部屋でない部屋」をみるのでしょうか?
山の中を車で走ると、知らない道に迷い込んでしまった。
という話は、ネットを調べればすぐに出てきますね。
漫画家の山岸涼子さんのマンガで、比叡山を車でくだるときに、なんども同じところにでてしまうことがあるそうです。
タクシーの運転手さんも、こんなことは比叡山はよくあることだというそうです。
このようなケースはいろんな人が経験しているそうで、「煙草に火をつければ帰ってこられるそうです。
人生の終末に近づくと、黄泉の国が見えるのか?
病院職員や介護施設の老人は見えないものが見ることがあるようです。
よく老人が子供が沢山いると、話していました。
朝の陽ざしのなかで、寝たきりの老人に朝ご飯の介助をしていたとき、入り口に背を向けて私を見て、向かい合っている老人は「男の人が立っているわ・・・」といいはじめました。
朝の陽ざしの中で、鳥肌になる違和感・・
彼女も話をつづけていき、白いシャツを着ててネクタイは何色で・・・さえぎるわけにもいかず、怖い気持ちになったのを、いまも思い出します。