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酪酸菌のサプリメント↓↓
春が来ると花が咲き、過ごしやすい日になったというのに、手放しで喜べない人も多いですね~花粉、黄砂など・・
目がイガイガする、イメージとしてトゲトゲのあるものが空気中を浮遊している感じ。対策として「眼鏡をかける」とか「家に入る前に、上着をぬいで、振り払う」などと、いわれますが・・・
わかりやすい色がついていると、少しは注意しやすくて、いいのになあと思います。可視化できるとさけやすいのに~うっとうしいこと、このうえないですね~
これは日比野佐和子医師の話より引用~川口友万さんによるストーリーより
乳酸のサプリメント↓↓
最近では、3人に1人が花粉症となっているようです
よく言われているようにスギ花粉だけではなく、ブタクサなども増えていて、それらが増えたから花粉症が国民病になったのではなさそうです。
実際スギの木が増え続けているわけではありません。
花粉症はアレルギー反応
人間の体は、細菌やウィルスや寄生虫などの異物・抗原が体内に入ると排除しようと抗原抗体反応が働きます。
抗原を追い出すために、体の中で抗体がつくられます。
抗原を抗体で追い出そうとするときに炎症がおき、皮膚がかゆくなったり、蕁麻疹がでたりします。これがアレルギー反応です。
花粉症も同じように、抗原は花粉で鼻粘膜からヒスタミンなどがでます。ヒスタミンによって粘膜が炎症をおこし、鼻水やくしゃみ、涙などが出て花粉を体の外におしだすのです。
戦争の後、しばらく日本人はスギ花粉でアレルギーをおこすことはなかったのです。高度経済成長期のあと、花粉症が増えていて右肩上がりに増えていったのです。
原因は食生活だとわかっている。
昔と変わって井戸水は水道水に代わりました。プラスチックを使い始め、電気をつかうようになり、車が増え、大気汚染も問題になるようになりました。
仕事もパソコンの前に長く座るようになり、生活が多く変わりすぎ、特定ができない状態です。
しかしその中でも、免疫に一番影響しているのは、食生活ではないかと日々の先生は話します。
「免疫と腸と関係しています。腸内では6割以上の免疫細胞が存在し、腸内環境が悪化すると免疫機能が低下します。」脳と皮膚と腸はつながっているといいます。
腸の状態がいいと気分はあかるく、肌の調子も良くなり、腸の状態が悪くなると気分が落ち込み肌荒れが起きます。私たちは体内に悪い物質がはいったことを腸で知るのです。
なぜアレルゲンに対する抵抗力がさがってきたのか?
健康に悪い物質(抗原)が体内に入れば、体を使って、それを体の外に追い出そうとする。抗原抗体反応がアレルギーです。花粉に体が過剰に反応しているのです。
非常にたくさんのアレルゲン(アレルギーの原因物質)にさらされれば、体は危険を感じてアレルギー反応を起こす。危険の基準がさがっています。
腸内環境の悪化が原因だろうと、日比野医師はいいます。
多種多様の色々な菌が棲んでいると腸内環境がよくなります。
悪い腸内環境は棲んでいる腸内菌の数が少なく、バランスが悪くなっています。
腸内環境をを悪くする物質はわかっています。
ひとつは防腐剤とトランス脂肪酸、それに酸化した油です。加工食品を食べる量は格段に増えました。日持ちする食品には防腐剤が使われ、スナック菓子にはショートニングが使われています。
揚げ物で酸化した油もよくありません。
小麦を食べると腸内環境が劣化します
小麦のグルテンも良くなくて、リーキーガット症候群という腸壁に穴が開くという病気あります。
どうすれば腸内環境が良くなるのでしょう。
体の中に入った悪い物質は、75%が便で排出されます。
便秘症の人はこうゆう悪いものがずっと滞留している状態です。それで食物繊維をたくさん取る必要があります。
しかし腸内環境が悪い状態で、腸の機能が落ちている状態で、いもやゴボウなど、不溶性の食物繊維を多量にとると、ほんとうにフンつまりみたいな状態で便が出なくなってしまいます。
そういうときは食物繊維は不溶性と水溶性があります。水溶性の食物繊維をとるといいです。昆布やわかめなどです。
これをたくさん摂取するのはむつかしいので、今はサプリメントもでているようです。
日本人はコメと魚が合っているので、これを食べればいいと思う。
腸の調子がいいと検疫が適切に働き、病気にかかりにくくなります。
日本人とアジア人は小麦粉よりもお米の方があっています。お米を食べ加工食品をやめて、腸を健康にする食生活を送ってください。
世界5大陸の代表的な国(カナダ・アメリカ・イギリス・フランス・中国・日本・南アフリカ・トルコ)など、統計調査を行いました。
結果、年間の米消費量が増えるにしたがって、コロナ感染者数・死亡者数ともに減少するという相関関係がみつかったそうです。
米のたんぱく質が糖尿病が腎臓病を改善したり、米ぬかオイルが心臓病に効果的だという研究もあります。
ほかにも米を食べると脳の灰白質が増え、IQが高くなります。(ご飯のみとパンのみのIQの差は4)アメリカの調査で、脳の成長をおさえる資質が小麦粉より少ない、血糖値をゆっくりあげることが影響しているといいます。
花粉症を対策するには、原因である花粉を吸い込まないこと
外に出るときはマスク、外から帰ってきても、手洗い、洗顔ですね。
髪にも皮膚やついていることが多いので、払ってから家の中にはいるようにしましょう。
花粉症は一日で治る!小柳津広志~東大の微生物博士の本
微生物学や腸内細菌学の博士でアレルギー治療においては世界一詳しい人の本。
花粉症やアレルギーは炎症の一種です。炎症をおさえるメカニズムを知ることによって、年齢や性別を問わずに治すことができると言います。
鍵をにぎるのは「酪酸菌」
花粉症はうつ病と同じ病気です。
花粉症は昔より増え続けています。なぜ、増加の一途をたどっているのでしょうか。それは
健康な腸内フローラ(腸内細菌叢)を破壊してしまう「抗生物質」にあります。
花粉症やⅢ型アレルギーの膠原病の一種である関節リュウマチなどの「自己免疫疾患」は1970年代以降から急増してきました。
抗生物質が腸内フローラをかく乱することによって起こしている疾患です。
抗生物質は1950年代から使用されるようになりました。
認知症も含む精神疾患も1970年以降に増加しました。
脳に炎症があると、気分が悪くなり消極的になるし、ストレス・病気になりますが、良好な腸内フローラが炎症を抑えるのです。そして良好な腸内フローラを一発で破壊するのは、抗生物質です。
花粉症とうつ病は全然症状が違いますが
花粉症は目やのどなどに炎症が起こります。大してうつ病は脳が炎症になります。炎症とはアレルゲンがあるというだけではなく、免疫が活性化することです。
うつ病はストレスで炎症が続くと、精神を安定させるホルモンの分泌量が減少してしまうのです。
アルツハイマーも同じ病気だといいます。アミロイドβが脳内にたまっていきます。最終的に認知機能を低下させる、免疫細胞(ミクログリア)神経細胞を破壊することが原因だったのです。
免疫の暴走をコントロールするのは良好な腸内フローラでです。
炎症が起きることで病気や症状が発生するのです。そして、私たちを含む、すべての哺乳類は炎症をコントロールできるしくみをもっていません。
炎症をおさえるのは良好な腸内フローラです!!
私たちは生まれるときに母親から腸内細菌をもらう、母乳に含まれるオリゴ糖類により、ビフィズス菌を増やします。
ビフィズス菌は大腸に「酪酸」と「乳酸」をいっぱいにすることによって、大腸を有害細菌から守ります。
離乳後は「オリゴ糖類」「多糖類」をエサにして、「酪酸菌」がふえます。それが大腸のエネルギー源となり、免疫系を発達させます。そして不要な炎症を抑えるようになります。そういう、持ちつ持たれつの関係をすべての哺乳類はもっています。
人間は腸内細菌なしでは生きられないのですが・・
今まで感染症にかかったりして、抗生物質を投与してもらいましたが、これは良好な腸内フローラが破壊されてしまいます。
抗生物質は悪い薬のように感じますが、もちろんそうではなくて肺炎・敗血症・結核・性感染症などの病気の治療には不可欠です。
細菌感染症が多くの子供たちの命を奪っていた1950年代以前のことを考えると、幼児の死亡率を大きく低下させ、人類の寿命を延ばしました。
最近は抗生物質が効きにくい「日和見菌」もでてきたので健康な人にはいいのですが、免疫力の落ちている病気の人には、耐性菌となり人々のいのちにかかわるかもしれません。
それとは別の問題でアレルギーと自己免疫疾患を増加させているのです。
だから単なる風邪などで抗生物質を飲まないという姿勢も重要です。
病院に行っても花粉症はなおらない
完治させたいなら食事をかえること。
花粉を対象としたアレルギー薬は「抗ヒスタミン薬」「抗ロイコトリエン薬」「鼻噴霧ステロイド」があります。
しかしアレルギー薬でアレルギの症状をおさえても
アレルギー反応自体が起きていることには変わりがありません。
現在の薬を飲んでもつらい症状を抑える効果しか発揮しません。
残念ながら花粉症は薬では治らないのです。
花粉症だけではなく、関節リュウマチ、潰瘍性大腸炎、クローン病などの「自己免疫疾患」も直すことができません。
なぜなら医学は体内を治すものであり、実際の原因は「対外」にあるからです。「体内」=「腸内」にあるからです。
花粉症をはじめとしたアレルギーや自己免疫疾患は、抗生物質が腸内フローラを攪乱することによって起こしている疾患だからです。と小柳津広志さんは断言されています。
このまま医学が進歩しても、アレルギーと自己免疫疾患は治ることがないだろうと言っています。
しかしこの本のタイトルは「花粉症を一日で治す」です。
症状をやわらげるだけではなく、病院に頼らなくとも薬を飲まなくとも、花粉症そのものを治すことができると、著者はいいます。
体内で起こる炎症が病気やアレルギーの原因にになること
その炎症を抑えることができるのは良好な腸内フローラのみであること
中でも、酪酸菌が大腸のエネルギーとなる酪酸を作り免疫系を発達させて不要な炎症を抑えることに貢献している。
酪酸を増やすには酪酸を好むエサを積極的にととりいれること
それはフラクトオリゴ糖です。これからの花粉症の治療は酪酸菌を増やすための治療が中心になっていくだろうと言われています。
酪酸が増えていくと「Tレグ細胞」という全身の炎症をコントロールする免疫細胞がふえ、花粉症などのアレルギー反応がおこらなくなります。。
腸内細菌が好むのはそれだけではありません。「オリゴ糖」「多糖類」などがありますが、いちばんはフラクトオリゴ糖でした。それよりも弱いけれど、食物繊維の「イヌリン」もあります。
それは、玉ねぎ・にんにく・ごぼう・きくいも・ヤーコン・アスパラガス・バナナなどがありますが、これでは量が足りません。
フラクトオリゴ糖をたくさん含んでいるもの
キク科植物の根・・・菊芋・ヤーコン・チコリの根になります。一番手に入る野菜は「ごぼう」です。一日に100グラム~半分から一本の量です。ニンニク・玉ねぎ・ネギなども合わせて食べましょう。
著者が進める最高の体調を保つ食事とは?
フラクトオリゴ糖+糖質制限
これが習慣になると・・・
- いつもリラックスできる。
- 体の疲労感、痛み、かゆみがなくなる
- 肌の疾患やニキビができない。
- 肌のシミ、しわができない。
- ぐっすり眠れて、目覚めが良い。
- 傷が腫れないで、すぐ治る。
- 虫にさされても腫れない。
- 体重が適正に保たれる。
- 記憶力がよくなる。
- 目の疾患(緑内障・白内障・黄斑変性)、耳の疾患(難聴)などに悩まされない。
- 高血糖、高血圧、高脂血症などに悩まされない。
- 一日中空腹感をかんじない。
- うつの改善も期待できる。