怖い話

怖い話・シェイクスピアの戯曲で有名になったロミオとジュリエット

北イタリア、ベローナの街・・今は観光地となっているロミオとジュリエットの家があります。シェイクスピアの作品として、あまりにも有名な「ロミオとジュリエット」を霊視すべく、ロミオとジュリエットの家をおとずれました。

しかし驚いたことに、それぞれの家に反応はありません。でも、ロミオとジュリエットのもとになった人物がいると誰がが冝保さんにおしえてくれます。

生前まで研究をしていたという男性の、奥様にみちびかれてシェイクスピアの戯曲ができるまえの、物語を書いた男性が住んでいた家にいきつきました。そして二階の窓辺にすわっている片目を失っている青年を霊視したのです。

冝保さんは青年が座っていた窓辺にちかより、外を見ました。・・・すると!どうでしょう。私の眼前に、今は木々にさえぎられて見えない、同じくらいの規模のお城が二つハッキリと見えてきたのです。

そのことを大声で叫び、霊視で見えてきた有様をTVのスタッフに話し始めました。…彼は左目を失明しています…この霊にはなしかけてみると、かっては戦争に行き、そして右目失明という大きなケガを負ってしまったというのです。

青年は貧しい家の次男坊でした。小説家を希望していましたが、家がまずしいために十分に教育を受けることもできず、家族のために一生懸命働いていました。

おりしもイタリアで戦争がおこり、彼は戦地にいくことになりました。戦闘のない昼休みのひとときなどに、戦友たちと故郷のことや幼いころの思い出などを話すのが、この真面目一筋の青年には大きなたのしみでした。

そして青年はお金をためて、将来は好きな小説家になって、傑作を書き上げたいという夢を捨てていなかったからです。ある時、戦友の一人がこんな話をきかしてくれました。

彼の故郷に二つの城がならんでいます。そこに住む城主の娘と、別の城主の息子が恋に落ちたものの、城主同士が犬猿の仲だったために、二人はむすばれることができませんでした。

若い二人は自分たちの城から、かろうじてお互いの姿を見つめあうことができたものの、距離があるため声をかけあうことは不可能でした。やっと娘のところへ若者は出かけていきますが、きびしい封建時代のために、土地を収める城主同士が敵対しているとあっては、結婚の同意は得られるはずはありません。

しかし娘もまた、若者と結婚したいという強い思いを抱いていました。そして娘は教会の神父さんのところへ、相談にいったのです。

そのころのイタリアでは、教会の神父はいろいろなことを熱心に研究し活動していました。病気に苦しむ人々の治療にやくだつ薬草も、教会の中庭などで栽培していたのです。

その中には長い時間、人を仮死状態にできる草も含まれていました。

人を仮死状態にするという薬草も、正しく使うなら人が病に苦しんでいるときに、その痛みをやわらげる効果があるからでしょう。神父さんは薬草によって娘を仮死状態にさせ、事態を解決しようと思いました。

そして恋する二人の間で悲劇が生じたのでした。

こんな美しい話があるだろうか‥と感動した青年は「戦場から生きて帰ることがあれば、ぜひこの話を小説にまとめたい。」とつよく心に決めたのでした。さて青年は戦争によって目に傷を負いましたが、故郷にもどり軍人として、恩給をうけとりました。

そうして生活の心配がなくなったところで、「ロミオとジュリエット」の原作となった友人が話してくれた二つの城が見える住まいを借り、目のまえにある城を見ながら、事実にもとづいて毎日毎日、その物語を書き綴ったのでした。

青年はこのように一生をかけて「ロミオとジュリエット」のもととなった物語を書き上げましたが、その作品が世に認められないまま、亡くなっています。

しかし、青年の霊は冝保愛子さんに向かって言うのです。

自分が一生かけて完成したこの物語が、何人かの人を経て、ついに偉大なるシェイクスピアによってはじめて画期的な作品となり、後世の人に伝えられていることは本当にうれしい」と熱心にそして切実に語ってくれました。

シェイクスピアは非常な情熱をそそいでこの悲劇にとりくみ、名作を完成しました。青年にとっては、シェイクスピアは非常な情熱をそそいで、この悲劇にとりくみ、名作を完成しました。

青年にとっては、シェイクスピアが自分にかわって成し遂げてくれた、世界の人々の心を揺さぶる、この作品こそ何よりの供養だったのです。

映画の中でも歌われますが、ニーノ・ロータの音楽も素敵です




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