西洋占星術

西洋占星術・魚座の女~お夏清十郎、悲しい恋の物語

お夏は姫路の大店・但馬屋の娘です。この話は江戸初期の実話で、お夏の店は、旅籠とも、米問屋ともいわれています。  有名な西鶴の「好色五人女」、近松門左衛門の浄瑠璃の話の中で、少しずつ違っていますね。

お夏は、美しい16歳の娘さんです。清十郎さんは造り酒屋の息子さんで、何不自由のない、裕福な家に育ち、こちらも美しい男性でした。その美しさと人柄ゆえに、遊女にもてて心中事件をおこしてしまいます。廓遊びで、身代をつぶしかけ親に感動され、清十郎さんはそうしてお夏さんのいる、但馬屋に手代として働き始めます。

育ちはよく、心根は優しい、そして男っぷりはいい。但馬屋に入っても女たちは清十郎さんはモテモテです。清十郎さんが持っていた、幅広の帯を細身に仕立て直していた女中さんは、帯芯の中から遊女たちのたくさんの恋文をみつけます。それを読んだお夏さんは、清十郎さんに興味を抱きます。

そして清十郎さんは、着物のたもとに入っていた恋文をみつけます。

「お夏さん・・」

でも自分は勘当の身・・お夏様とは主従の間柄、この恋はご法度だ・・でも、昔住んでいたところの話を聞きたいとおっしゃるなら・・           こうしてお夏さんと清十郎さんは、お互いにひかれていきます。

ある夕方、集金から帰ってきた清十郎さんは、但馬屋さんの旦那様と奥様に呼ばれます。毎年の春の花見に行くので、清十郎さんに世話役を頼みたいというのです。ご夫婦も清十郎さんのことを信用しています。             「酒も馳走も十分用意してな」「頼みますよ。清さん」 「はい!」

そこへ昼間、偶然にも町でであった、昔のなじみの「治助」が清十郎さんの様子を見に、忍び込んできました。清十郎さんの部屋に、帰宅したなりに置いてあった、集金をしたお金をみつけて盗もうとするのですが、お金を持って逃げて、捕まると「獄門」になるので、またあとで盗みにこよう額のうらに隠して去っていきます・・

花見の会は大賑わいで、気が利く清十郎さんにみんな喜んでいます。女たちはおしゃべりを楽しみ、子供たちも楽しそうです~
そんな中でお夏さんだけは、さえない顔をしています。

「あ~あ、こんなんじゃ清十郎さんと二人きりになれないわ・・」 「お夏さーん」と呼ばれても、お酒を少し飲んだら、歯がいたくなって・・少し一人で横になってるわ・・」と幕の内側にこもっています。幕の外では獅子舞がきたようです。みんなは歓声をあげています。・・・・その時清十郎さんが幕のなかに、するりと入ってきました。

清十郎さんは獅子舞を呼んでみんなが楽しんでいるうちに、お夏さんに会いに来たのでした。さて、楽しかった花見も終わり、みんなが帰路につきます。

お夏さんと清十郎さんは・・離れがたく「もう姫路に帰れないわ・・このまま船で大阪にいきましょう」「貸家にそっと住んで,小商いでもしてひっそりと暮らそうか」

二人でいれば貧しくても幸せと、大阪行きの船に乗り込みます。まんいち追手がても、ここはもう船の上と安心していたところ・・!?
「大変だ!状箱を宿においてきた!?」と、飛脚が騒ぎ出します。結局、船を戻すことになります。

船着き場に来ると騒がしいのです

追ってはそこまで来ていて、捕まってしまいます。

しかも、集金してきたお金を盗んだ容疑も清十郎にかけられていました。お夏さんをそそのかして、持ち出したのだろうと嫌疑もかかっています。

「磔にする!!」

お夏さんは家に閉じ込められ、「清十郎さんは盗みなど、していないー!」「清十郎さんを助けて!!と叫んでいますが、取り合ってもらえません・・

いずれ番頭にと、清十郎さんを見込んでいた、但馬屋夫婦も困っています。

そして清十郎さんは処刑にされてしまいます・・・

そのあと、清十郎さんが盗んだとされたお金も額縁などから、見つかってきました。冤罪が判明し、但馬屋夫婦後悔ましたが、時すでに遅く・・・

お夏さんは精神を病んで・・浜辺をさまよい・・清十郎さんの名前を呼ぶようになったそうです・・

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